研究課題/領域番号 |
14404008
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
鏡味 洋史 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70016476)
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研究分担者 |
岡田 成幸 名古屋工業大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50125291)
高井 伸雄 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助手 (10281792)
清野 純史 京都大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (00161597)
和藤 幸弘 金沢医科大学, 救急医学講座, 助教授 (90211680)
石山 祐二 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70241362)
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キーワード | 人的被害 / 建物破壊パターン / 災害医学 / シミュレーション / 兵庫県南部地震 / イラン・バム地震 / GIS / データベース |
研究概要 |
本研究は、地震発生時の建物倒壊に伴う死者発生メカニズムを明らかにし、防止のための建築行為、救出行為・医療行為の効果的対策指針を与えることを目的としたものであり、本年度は最終年度に当たる。昨年度までに構築したデータベースを基に、死者発生メカニズムを追跡した発生数予測モデルを作成し、英文の成果報告書(180頁)にまとめた。本研究成果は、死者発生解明のために工学-医学の領域に必要なデータ入手の方法とデータベース化への整理方法を具体的に示し、そのデータを基に予測精度が高く、かつ死者低減のための対策効果評価やSAR意思決定情報への応用が期待される死者発生数予測モデルの提案という形にまとめ上げることが出来た。さらに、想定被害評価のための簡便モデルも併せて提案することが出来た。
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