研究分担者 |
陸 旻皎 長岡技術科学大学, 工学部, 助教授 (80240406)
川田 邦夫 富山大学, 極東地域研究センター, 教授 (20019003)
富所 五郎 信州大学, 工学部, 教授 (30021025)
宮下 文夫 (社)北陸建設弘済会, 副参事
石坂 雅昭 防災科学技術研究所, 長岡雪氷防災研究所, 研究室長
|
研究概要 |
1.分布型流出モデルによる松花江1998年洪水の解析 松花江流域全域について、格子間隔30分の分布型流出モデルを開発し、1998年大洪水の流出解析を行い、洪水現象の発生を再現させることができた 2.1 松花江流域の積雪量調査を行い、資料を収集して積雪量分布の概略を把握した。 2.2 分布型モデルによる融雪流出解析 松花江流域の支川,拉林河と甘河において,降水量,流量データを取得し,その分布特性を調べた.その結果,降水量分布に顕著な標高依存特性が見られた。 拉林河において,格子間隔90mの分布型流出モデルを開発した。このモデルについて、降水量,流量データを取得し,洪水流出解析、融雪流出解析を行った。その結果洪水流出解析では計算流量が実測流量に比べて少なく出る傾向があった。融雪流出解析では融雪初期の流量を再現するために気温の日較差を考慮した計算手法を考案した。
|