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2004 年度 実績報告書

Proficiency Inventoryの開発-ソーシャルワーカーの資質向上のために-

研究課題

研究課題/領域番号 14510240
研究機関天理大学

研究代表者

南 彩子  天理大学, 人間学部, 教授 (90258187)

研究分担者 武田 加代子  天理大学, 人間学部, 教授 (50310636)
キーワードソーシャルワーク / 専門職性 / 自己評価 / インベントリー
研究概要

前年度に作成した「ソーシャルワーク専門職性自己評価-Social Work Proficiency Inventory」の妥当性を検討するために、「ソーシャルワーク専門職性自己評価シート」およびこれに簡易なアンケート用紙を挿入したものを作成し、全国の児童相談所(175)、知的障害者更生相談所(74)、身体障害者更生相談所(69)、全国老人保健施設(1655)、日本医療社会事業協会会員(1857)、日本精神保健福祉士協会会員(3005)に対して、郵送調査を実施した。
結果の分析に関しては、大量のサンプルを収集したため継続中であり、今後、より汎用性の高いものとするために尺度の妥当性の検証を実施した後に、標準化してより多くの方々に使って頂けるように実用化していくことも考えていきたい。
さらに、この尺度の応用として、これを学生の教育用に用いることを考え、「Social Work Proficiency Inventory-学生版-」の開発をも行った。そして、「Social Work Proficiency Inventory for Students(ソーシャルワーク専門職性自己評価シート:学生版)」を作成し、これを使って、天理大学の社会福祉専攻の全学生に対して実施した結果をまとめた。ソーシャルワーク専門職性の獲得を志向する学生の現在の専門職性の位置に関する自己評価は全体に低いものの、使命感や倫理性の保持に関しては、高めに評価していた。本尺度の妥当性の検討と、効果的な利用法について考えていくことは、今後の課題である。
そして最終年度の仕事として、3年間に行ってきたこれらの研究の成果を、報告書にまとめた。

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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