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2003 年度 実績報告書

占領下における教職追放政策の変化と教育における「逆コース論」の検証

研究課題

研究課題/領域番号 14510256
研究機関北海道教育大学

研究代表者

明神 勲  北海道教育大学, 教育学部釧路校, 教授 (10113680)

キーワード逆コース / 占領政策 / レッド・パージ / 戦後教育史
研究概要

1.資料・文献の調査と収集
(1)「逆コース論」及び占領期政治史・外交史・教育史に関する文献・資料を国立国会図書館、北大附属図書館等で調査・収集した。
(2)前年度に引き続き、東京都、大阪府の占領・戦後期における教育史関係資料・文献の調査と収集及び当事者からのヒアリングを行った。前年度の調査では東京都の資料が少なくケース・スタデイの対象になるかどうか保留していたが、本年度の調査で対象とできる見通しを得た。
2.論文の作成
(1)「逆コース論」について
前年度の成果をもとに「逆コース論」に関して、「占領史研究と『逆コース』概念」を論文としてまとめた。「逆コース」論争の口火を切ったP.フロストの「逆コース不在論」を批判的に検討することを通じて、今後の研究課題の析出に努めた。
(2)北海道の教員レッド・パージについて
論文として発表するまでには至らなかったが、道庁レッド・パージとの関連も含めて草稿を作成した。
3.教育における「逆コース」の検証について
現段階では、教職追放政策の変化が教育政策全般の変化と必ずしも連動していないことが明らかになりつつある。分析枠組みの再検討も含めて、さらに検討を進めることが次年度の課題である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 明神 勲: "占領史研究と「逆コース」概念-フロスト説の論評を中心に-"釧路論集. 35号. 107-117 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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