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2002 年度 実績報告書

大学の戦略的経営のための職員の活用及び職能開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14510292
研究機関広島大学

研究代表者

大場 淳  広島大学, 高等教育研究開発センター, 助教授 (50335692)

研究分担者 山本 眞一  筑波大学, 大学研究センター, センター長教授 (10220469)
羽田 貴史  広島大学, 高等教育研究開発センター, 教授 (90125790)
山野井 敦徳  広島大学, 高等教育研究開発センター, 教授 (80019067)
キーワード大学職員 / 高等教育職員 / 大学管理運営 / 大学経営 / 職員開発 / 高等教育職員開発 / 大学職員開発 / SD
研究概要

1.国外調査結果から
平成14年度は、フランス及び中国において、大学等訪問により大学事務や職員、管理運営等に関する調査を行った。
(1)フランス(主として大場が担当)
フランスの大学(国立)における事務組織編成、意思決定過程、執行部と部局の関係、それらの中での職員の役割等について調査を実施し、日本の国立大学との比較を行った。特に、フランスにおける契約政策導入による大学自治の拡大とそれに伴う戦略的な大学運営への動きに着目し、日本で近く予定されている国立大学の法人化との比較を行い、その中での大学経営や職員の在り方について考察を加えた。
これらの調査の結果については、本様式「研究発表」欄で紹介する二つの論文にまとめられている。
(2)中国(叶林氏に協力依頼)
浙江大学等を訪問し、大学の組織や管理運営についての調査を行った。日本にはあまり知られていない中国の大学における職員組織、職員人事、管理運営などについて、日本語で資料をまとめた。
この調査結果については、更に分析を加え、今後日本との比較研究を進めることとしている。
2.アンケート調査(宮村留理子氏に協力依頼)
平成14年9〜10月にかけて、全国の私立大学を対象として大学事務職員採用や大学経営に関する調査を行った。これによって、私立大学における職員採用等人事に関する方針、職員に必要と考えられている能力、管理運営の実態などが明らかになっている。本調査の分析は継続して行っているが、初期の分析については以下に述べる大学職員に関する叢書に掲載されている。
3.大学職員に関する叢書
研究代表・分担者が中心となり、その他の研究者及び現役大学職員の参加も得て研究グループを編成し、大学職員に関する理論や研究動向、大学運営における職員の在り方、職員の養成活動などについて検討し、大学職員に関する叢書を刊行した(本様式「研究発表」欄参照)。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 大場 淳: "La reorganisation des universites nationales au Japon -sur les plans du gouvernement, de la gestion personnelle et du financement -"IMHE Conference generale. 2002. 577-589 (2002)

  • [文献書誌] 大場 淳: "フランスの大学における管理運営の変遷と自律性の発展-日本の国立大学法人化とフランスの契約政策の比較考察-"広島大学高等教育研究開発センター 大学論集. 第33集 2002年度. 39-56 (2003)

  • [文献書誌] 大場 淳: "大学職員のための大学院教育の可能性〜公開講座の結果から"大学行政管理学会 大学行政管理学会誌. No.6 2002(予定). (2003)

  • [文献書誌] 大場 淳: "フランスの国立大学における事務組織と職員"大学行政管理学会 大学行政管理学会誌. No.6 2002(予定). (2003)

  • [文献書誌] 大場 淳(編著者), 山野井 敦徳(編著者): "大学職員研究序論(高等教育研究叢書74)"広島大学高等教育研究開発センター. 150 (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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