研究課題/領域番号 |
14510292
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
大場 淳 広島大学, 高等教育研究開発センター, 助教授 (50335692)
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研究分担者 |
山本 眞一 筑波大学, 大学研究センター, センター長教授 (10220469)
羽田 貴史 広島大学, 高等教育研究開発センター, 教授 (90125790)
山野井 敦徳 広島大学, 高等教育研究開発センター, 教授 (80019067)
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キーワード | 大学職員 / 高等教育職員 / 大学管理運営 / 大学経営 / 職員開発 / 高等教育職員開発 / 大学職員開発 / SD |
研究概要 |
1.国内調査結果から 関西学院大学、関西国際大学、金沢工業大学等を訪問し、職員の開発等に関するインタビュー調査を行った。また、立命館大学での「アドミニストレータ」研究会に参加し、その養成の在り方等について講演、討議を行った。 また、COEプログラムの一環で、SDに関する全国大学アンケート調査を行った。 2.国外調査結果から 2度に渡る米国の調査によって、大学の事務組織、大学職員を養成する教育大学院、大学間団体、大学職員の各種職能団体、大学幹部職員の斡旋企業を訪問し、聞き取り調査を行った(訪問先は、ワシントン、ボストン、ニュー・ヨーク、カンザス)。また、アメリカ教育協議会(ACE)の図書室で大学職員に関する文献収集を行った。 その外、インターネットや文献調査によって、フランスや英国、米国の職員開発等に関する調査を行った。 3.諸外国の大学職員に関する叢書 研究代表者が編者となり、海外在住(経験)者である研究者・大学職員等の協力を得て研究グループを編成し、諸外国の大学職員に関する調査研究を進め、叢書として取りまとめることとした。本叢書は、諸外国の大学職員に関する制度(採用や身分、地位、職務等)やその現状(大学における具体的な役割等)、開発の在り方、将来の展望などについて、日本のそれと比較しながら紹介し、日本の大学職員の在り方等への示唆を得ることを目的としており、平成15年度は米国・英国編を出版した(本様式「研究発表」欄参照)。 4.その他 日本高等教育学会において、フランスの事務の合理化と管理運営支援活動の推進について報告を行った。中四国法政学会のシンポジウムにおいて、「国立大学法人化と教職員の身分保障」と題して講演を行った。大学コンソーシアム京都が主催するSDフォーラムに講師として出席し、「大学組織の変容と今後の大学の職員」と題して講演を行った。
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