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2003 年度 実績報告書

日米開戦外交のクロス・アーカイヴァル研究

研究課題

研究課題/領域番号 14510368
研究機関静岡県立大学

研究代表者

森山 優  静岡県立大学, 国際関係学部, 講師 (60295566)

キーワード暗号解読 / インテリジェンス / 日米開戦 / 日本海軍 / アメリカ国務省 / イギリス外務省 / 軍事史 / 外交史
研究概要

本研究において実施した海外調査は以下の通りである。
14年度 2002年9月 イギリス 公文書館(ロンドン)
15年度 2003年7月 アメリカ シカゴ大学図書館・ナショナルアーカイヴズ(DC)
2004年2月 アメリカ ナショナルアーカイヴズ(DC)
調査の成果
日英米の文書館において、史料調査を実施した成果は下記の通りである。
日本 外務省外交史料館、防衛庁防衛研究所戦史部において外務省、海軍等の史料で英米の外交電報を解読した原史料を収集した。
イギリス 英内閣、外務省等の外交政策形成過程を解明するための基礎文書を収集し、駐日大使館との通信状況の一部を解明した。
アメリカ アメリカ国務省の暗号運用状況を解明する基礎史料を収集し、駐日大使館との通信状況の一部を解明した。
本研究以前から継続して実施している課題に関する成果は下記の通りである。
マジック(日本の外交電報をアメリカが解読したもの)のデータベース化の進行
開戦過程に関するデータベースの規模拡大(陸海軍人の日記等の入力作業)
これらの成果から研究会等で行なった研究報告は下記の通りである。いずれの会でも外交史に限らずさまざまな研究者から有益な助言と示唆を得た。
「日米開戦直前の日本(海軍)の暗号解読状況について」暗号研究会(サントリー文化財団助成、代表〜簑原俊洋神戸大学助教授)2002年12月26日 大阪 サントリーアネックス
「戦前期における日本の暗号解読能力に関する基礎研究」近代日本研究フォーラム(九州大学、広島大学の共催)2004年3月13日 九州大学
本研究の成果は『国際関係・比較文化研究』第3巻1号(2004年9月、静岡県立大学国際関係学部)にて「戦前期における日本の対米暗号解読能力に関する基礎研究」と題して発表される予定である。

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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