研究課題/領域番号 |
14510459
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
黒石 陽子 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (40247268)
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研究分担者 |
有働 裕 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (20213465)
加藤 康子 梅花女子大学, 文学部, 助教授 (60299005)
三好 修一郎 福井大学, 教育地域科学部, 教授 (40157699)
山下 琢巳 東京成徳短期大学, 助教授 (80230423)
山下 則子(高橋) 国文学研究資料館, 文献資料部, 助教授 (40311162)
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キーワード | 草双紙 / 赤本 / 黒本 / 青本 / 黄表紙 / 合巻 / 豆本 |
研究概要 |
本年度は黒本『八幡太郎一代記』(研究代表者 黒石陽子)、豆本『絵本豊臣一代記』(研究分担者 加藤康子)、諸本調査、書誌調査、注釈、内容分析を行い『叢 草双紙の翻刻と研究 24号』に発表した。また研究協力者は以下の作品を担当した。『望夫石 提彦松浦軍記』(丹 和浩)、黒本『敵打禅衣物語』(細谷敦仁)、黒本・青本『〔ちかた〕』(橋本智子)、黒本『風流そそそ 大福長者物語』(鍛治聖子)、『諸道まめ介 息才男』(笹本まり子)、青本『熊谷なた捨山』(ミルズ・ジョナサン)、黄表紙『仙傳秘法 趣向気工』(杉本紀子)、合巻『繋馬七勇婦伝』三編其の二(桧山裕子)。これらについても諸本調査、書誌調査、注釈、内容分析を行い『叢 草双紙の翻刻と研究 24号』に発表した。 さらに同研究雑誌において『赤本・黒本・青本解題集稿(四)」として研究代表者黒石陽子、研究分担者の、三好修一郎、加藤康子、山下(高橋)則子、有働裕、山下琢巳、内ケ崎有里子、湯浅佳子及び研究協力者の丹和浩、細谷敦仁によりこれまでの初期草双紙研究の成果を踏まえ、初期草双紙22作品について個別解題を行った。これはこれまで分散していて展望を持ちにくかった草双紙の個別作品の研究成果を具体的に整理集約し、データベース構築完成のための研究である。次年度以降一層充実させていく予定である。
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