研究課題
基盤研究(C)
本研究の概要は、最終年度の平成16年3月に発行した本研究成果報告書『仏教修法と文学的表現に関する文献学的考察』の「はじめに」に於いて詳論した。またその研究内容については、同報告書に論文等の形で結実させた。よって、以下に報告書目次を摘記し、ひとまずその説明にかえる。なお同書には論文を4本(荒木執筆は3本)、資料紹介2本(荒木担当は1本)を掲載したが、すべてこれまで未発表の初出原稿である。・はじめに一本研究の由来・目的・経緯・研究推進状況などについて(荒木浩)一、明恵夢記再読「明恵『夢記』再読-その表現のありかとゆくえ-」(荒木浩)二、海外発表のコンテクスト二-一、和歌陀羅尼説と文学「『沙石集』と<和歌陀羅尼>説について-文字超越と禅宗の衝撃-」(荒木浩)二-二、中世日本の二重の顔「中世の二重の顔-宝誌和尚像から落語まで-」(荒木浩)三、寺院調査と文献研究「持戒清浄印明」における相承と展開(中山一麿)「醍醐寺蔵『菅芥集』について-付翻刻」(中川真弓)「〔影印〕随心院本『寓言鉛』」(荒木浩)以上本文143ページ。また、本研究の関連研究の一つであった小野随心院研究は、一部を大阪大学文学研究科共同研究として展開、再組織し、また本科研とその共同研究を止揚して、平成17年度〜19年度の計画で、基盤研究B「小野随心院所蔵の文献・図像調査を基盤とする相関的・総合的研究とその展開」をスタートさせる。
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Le Japon, d'autres visages 日本、もうひとつの顔 Forum 2004 de l'Universite d'Osaka a Strasbourg 阪大フォーラム2004報告書
ページ: 114-128
小野随心院所蔵の密教文献・図像調査を基盤とする相関的・総合的研究とその探求(荒木編)(大阪大学) 研究成果報告書
ページ: 284-305
Forum 2004 de l'Universite d'Osaka a Strasbourg
宗教のキーワード集(三木紀人、山形孝夫編)(学燈社『別冊國文学』) 57
ページ: 48-123, 137
日本古典文学史の課題と方法-漢詩 和歌 物語から説話 唱導へ-(伊井春樹先生御退官記念論集刊行会編)(和泉書院刊) 単行書
ページ: 423-454
Subjects and Methodologies of Study on the History of Japanese Literature (Izumi-Shoin)
ページ: 423-453
大阪大学国語国文学会『語文』 79
ページ: 1-12
Gobun (Osaka University) 79
Keywords of Religions (Bessatsu Kokubungaku) 57
ページ: 48-123
Interdisciplinary Study on Esoteric Literature and Religious Art of Zuishin-in Temple