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2003 年度 実績報告書

コンピュータコーパスを利用した自発的学習を促す英語教育の研究

研究課題

研究課題/領域番号 14510557
研究機関立命館大学

研究代表者

梅咲 敦子  立命館大学, 政策科学部, 教授 (20269963)

キーワードコーパス / 英語教育 / ESP
研究概要

立命館大学政策科学部の英語授業に、コーパスを利用する方法を後期から試みた。その方法とは、(1)既存のコーパスBritish National Corpusのインターネットによる本格的な検索システム(小学館コーパスネットワーク)を利用した英語についての理解促進、(2)論文検索システムを利用したアカデミック・リーディング、(3)独自コーパスを作成し利用した英語理解とアカデミック・ライティング、(4)既存の音声付コーパスを利用したリスニングである。来年度前期にはそれらを本格的に実践し、成果を関連学会で発表する予定である。
また、所謂特殊目的の英語教育(ESP)の一環と位置づけられるアカデミックリーディング・ライティング教育を実践するための基礎研究として、学術論文における筆者の表示・非表示表現について、言語学分野の論文を質的に調査し、その結果と表現の相違が生じる要因について考察し、"Self-Reference and Objectivity in Academic Papers"(単著)と題して、The 2nd International Conference on Speech, Writing and Context(関西外国語大学,2003.8)にて口頭発表した。さらに、学術論文と他のレジスター(言語使用域)との英語の相違について広く理解を深めるために、翻訳(共訳)『コーパス言語学-言語構造と用法の研究』(南雲堂、2003.10)(第6章単独担当)を出版し、書評(単独)Variation in English : Multi-Dimensional Studies. (Susan Conrad and Douglas Biber (eds.), Harlow : Longman 2001)を『近代英語研究』20.(2004.5.印刷中)に執筆した。英語の用法研究と学生への理解を深めるために、『ユースプログレッシブ英和辞典』(小学館、2004.4)の原稿執筆とコーパスパネル欄を担当した。コーパス利用促進のため、コーパス利用法紹介を「コーパスで遊んでみませんか?」と題して『英語教育』52/5(2003,pp.22-23)に掲載した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 梅咲敦子: "コーパスで遊んでみませんか?"英語教育. 52/5. 22-23 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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