研究概要 |
-コーパスの作成。RA及び学術研究支援員の協力を得て、神秘王義文献の目録の作成に取りかかり、入手可能なものについては、購入した。 -パリ・ソルボンヌ大学のジェラール・フェレロル(Gerard Ferreyrolles)教授を招聘し、研究課題についてレビューを受け、意見交換を行ったほか、セミナーと講演会を開催し、課題についての理解を深めた演題:「パスカルと異教徒」及び「パスカルにおける人間学と政治学」。後者については、フランス語原文を『仏語仏文学研究』(第26号)、翻訳を『思想』(No.947)に発表した。 -アメリカ合衆国ミシガン州グランド・ヴァレー大学のナニ・オン(Ran-E Hong)助教授を招聘し、研究課題について、専門的知識の供与を受け、意見交換を行ったほか、セミナーを開催した。演題:「ラ・ブリュイエールにおける文学と歴史」。 -研究課題に関連する少なからぬ論文が発表されている国際学術誌Cahier de l'Association internationale des Etudes frangaises, no.40の電子書籍化を行った。 -研究代表者・塩川は、7月にフランスに出張し、フランス学士院のジャン・メナール教授、パリ・ソルボンヌ大学のフィリップ・セリエ、ピエール・マニャール、ジェラール・フェレロル、フレデリック・ドゥロッフル教授のレビューを受け、意見交換を行った。 -塩川は、年来の研究の成果である論文集『パスカル考』を上梓したが、その中で、I-2,II-1,3,III-1,2の5篇は研究課題と密接に関係している。
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