研究概要 |
1,テユービンゲン大学元教授Erich Strassnerの研究著書Zeitung, Tuebingen 1999を翻訳し、『ドイツ新聞学事始』(三元社)2002年(全270頁)として出版した。この研究領域としては本邦初の紹介である。その際、原著にはない古紙史料(デジタル・コピー)をドイツ・アーヘン国際新聞博物館より入手し付け足した。 2,Medienwissenschaft : Ein Handbuch zur Entwicklung der Medien Kommuunikationsformen, 3.Teilband (HSK15.3)『メディア学ハンドブック』(第3巻)W. Krank, J. F. Leonhard, H-W. Ludwig, E. Strassner編に執筆した。これは、ドイツの研究者が総力(外国人研究者を含めて総勢約200名/日本人研究者は大友のみ)を挙げて取り組んだメディア学ハンドブックである。大友 : Medienforschungschwerpunkte und-einrichtungen : Japan「日本におけるメディア研究の重点及びメディア研究機関」:日本におけるメディア研究の現状及び問題点等について述べ、各種メディア研究機関について紹介した。 3,スウェーデン王立図書館より所蔵の史料Einkommende Zeitungen(世界最古の日刊新聞『新着雑報』)全史料入手し、印刷許可を受けた。これを現在解読中である。16年度には出版する予定である。
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