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2005 年度 実績報告書

都市と演劇<ベルリン>-歴史の記憶と現在の姿

研究課題

研究課題/領域番号 14510595
研究機関立教大学

研究代表者

新野 守広  立教大学, 社会学部, 教授 (00228131)

キーワードベルリン / 演劇
研究概要

全研究期間4年間中の最終年度にあたる本年度は、過去3年間にわたって収集してきた資料のデータ化とその整理を引き続き行うとともに、分析の結果得られた知見を研究論文、および書籍の形で発表して公刊した。
1.【文献・資料の収集、データの整理】
昨年度に引き続き、ベルリンを中心とするドイツ演劇関係、メディア社会学関係、都市論関係の基礎文献・資料を幅広く収集・購入し、データの整理を行った。また、昨年度に引き続き、ベルリン芸術アカデミーの演劇部門アーカイヴを訪問し、所蔵されている1980年以降の舞台の映像記録を調査した。
2.【研究発表】
研究活動の成果発表は、「11.研究発表」に記載。特に単行本『演劇都市ベルリン』において本研究を総括的にまとめることができた。そこでは、近現代史におけるベルリンの位置づけからはじめて、1989年のベルリンの壁崩壊後の文化状況とそのなかでの演劇の特殊な位置を定式化し、さまざまな舞台例を取り上げてその特徴を論じた。4年間の研究期間を通して80年代の美的完成、90年代の東ドイツ出身の演劇人の破壊的なエネルギー、2000年以降の若い世代のリアリズム回帰というベルリン演劇の大きな変化が明らかになり、これらの具体例を詳述した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (3件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 豊かな社会の後に来る演劇-東京とベルリンの可能性2006

    • 著者名/発表者名
      新野 守広
    • 雑誌名

      大航海 第58号

      ページ: 130-135

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 啓蒙の演劇から欲望の演劇へ-壁崩壊後のベルリン演劇2005

    • 著者名/発表者名
      新野 守広
    • 雑誌名

      未来 通算465号

      ページ: 7-11

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] ベルリンの演劇-現代史の縮図と舞台表現2005

    • 著者名/発表者名
      新野 守広
    • 雑誌名

      國文學 第50巻第11号

      ページ: 35-41

  • [図書] 演劇都市ベルリン2005

    • 著者名/発表者名
      新野 守広
    • 総ページ数
      316
    • 出版者
      れんが書房新社
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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