研究概要 |
平成16年度は以下の研究・調査を行い,成果の一部を発表した。 1.1920年代ドイツのメディア社会と視覚文化に関する研究文献および資料の追加調査・収集を平成16年11月1日〜3日,同11月6日〜8日,ドイツ,ビーレフェルト大学ドイツ言語・文学研究所(ヴォルフガング・ブラウンガルト教授研究室)およびボン大学ドイツ文学研究所(ユルゲン・フォールマン教授研究所)において実施。複写・借覧などで収集した資料は帰国後整理・分析に着手した。 2.「1920年代ドイツの視覚文化とメディア」に関して,平成16年11月4日〜5日,ドイツ・ケルン大学「メディアと文化コミュニケーション」研究所主催の国際シンポジウムにおいて研究発表を行った(ドイツ語)。 3.ゲオルゲ派と1920年代の視覚メディア文化に関する研究成果を平成16年9月18日学習院大学で開催された国際シンポジウム「(De-)Figuration」で口頭発表した。またゲオルゲ派に関して平成14・15年度に調査・収集した資料の整理とデータ入力を行い,作業をほぼ完了した。 4.平成17年1月21日〜22日,東北大学大学院情報科学研究科(窪俊一研究室)において,日独の視覚文化,とくにマンガを中心とする研究資料の調査を行った。 5.平成17年2月1日〜4日,神戸市外国語大学外国語学部(濱崎桂子研究室)において,1920年代ベルリンの都市文化,特に女性とメディアの関係に関する研究資料の調査と文献の複写を行った。 上記の研究成果の一部を4編の論文(ドイツ語・日本語)と1編の翻訳として発表した。
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