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2002 年度 実績報告書

EU統治(ガヴァナンス)の正統性-分野横断的な政策形成過程を切り口として-

研究課題

研究課題/領域番号 14520005
研究機関東京大学

研究代表者

中村 民雄  東京大学, 社会科学研究所, 助教授 (90237412)

研究分担者 安藤 研一  静岡大学, 人文学部, 助教授 (40232095)
工藤 章  東京大学, 社会科学研究所, 教授 (90092197)
平島 健司  東京大学, 社会科学研究所, 教授 (40156659)
遠藤 乾  北海道大学, 大学院・法学研究科, 助教授 (00281775)
小川 有美  千葉大学, 法経学部, 助教授 (70241932)
キーワードEU / ガバナンス / 統治 / 正統性 / 欧州統合
研究概要

平成14年度は、当初の予定通り、5月22日にシンポジウム「EUの将来-新たな視座」を開催した(東京大学山上会館)。このシンポジウムのために、同じタイトルの資料冊子(製本)を作成し、会場参加者のみならず、当該主題を研究する研究者にも配布した。このシンポジウムにおいては、研究代表者・分担者が基調報告・コメント・司会の中心的役割を果たした。またシンポジウムには当初の研究計画に予定していなかった、他の学問領域の協力者による報告やコメントも加えた。さらに、このシンポジウムに対しては、駐日欧州委員会代表部の後援もいただくことができ、EU-日本フレンドシップ週間の行事の一つとしても広く広報していただくことができ、当日の参加者は150名を越え、活発な質疑応答が交わされた。このシンポジウムにおける報告と質疑応答は、社会科学研究所ディスカッションペーパーJ-117として編集発行済みである。
この後は、シンポジウムの成果を確認し、相互に議論を深める研究会を数回開きながら、研究代表者・分担者各自が研究テーマである「EU統治の正統性」に関して、初年度の成果を取りまとめるために論文を執筆した。この諸論文は、東京大学社会科学研究所紀要『社会科学研究』54巻1号(平成15年1月発行)に、特集「ヨーロッパ統合研究への新たな視座」として公表された。
研究2年目の来年度は、分野横断的な政策形成の具体例についての研究成果を取りまとめ、今年度の理論的な研究をさらに拡充する予定である。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 中村民雄: "EU憲法秩序の形成とニース条約"日本EU学会年報. 22. 1-28 (2002)

  • [文献書誌] 中村民雄: "EU憲法への視座-動く法秩序の捉え方・試論-"社会科学研究. 54・1. 3-32 (2003)

  • [文献書誌] 平島健司: "EU政体への接近"社会科学研究. 54・1. 53-66 (2003)

  • [文献書誌] 小川有美: "ヨーロッパ化する党派政治空間"社会科学研究. 54・1. 67-81 (2003)

  • [文献書誌] 安藤研一: "EU制約産業統合の経済学的分析"社会科学研究. 54・1. 127-143 (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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