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2003 年度 実績報告書

法学教育における比較法史の役割を考える―中世の法を素材にして―

研究課題

研究課題/領域番号 14520015
研究機関同志社大学

研究代表者

岩野 英夫  同志社大学, 法学部, 教授 (10066300)

キーワードフェーデ / 贖罪金システム / 和解 / Enquete / Inquisition / 山中永之佑 / 塙浩 / 上山安敏
研究概要

「本年度の研究実施計画」に従い、以下のことができた
1 裁判文書について
(1)ドイツのマールブルクに短期間滞在し、Hubnerの目録に従い、4点の文献から12点の文書を収集した
(2)裁判文書が記録された裁判の具体的なあり方を知るために、西欧中世における裁判制度の発展のプロセスを明らかにできる文献の収集に努めた
(3)(2)に関連して論文を作成した
2 ゲルマン法について
(1)Wolfgang Fliess, Die Begriffe germanisches Recht und Deutsches Recht bei den Rechtshistorikern des 19.und 20.Jahrhundert,1968を読み進め、関連論文2点を、ドイツのマールブルクに短期間滞在し集めた
3 日本中世法について
(1)鎌倉時代の和与に関する史料集1点を入手した
4 聞き取りについて
(1)法制史教育に関連する英知を記録にとどめるために、先輩法制史研究者に対するインタビューを次のように実施した
*山中永之佑大阪大学名誉教授に対する2回目のインタビュー。次年度春学期中に公表できるところまで作業が進んでいる
*故・塙浩神戸大学名誉教授の法史学を語る座談会を、関係者4人に集まっていただき実施した。テープお越しが済み、現在編集中である
*上山安敏京都大学名誉教授に、法制史学会近畿部会の協力を得てインタビューをすることができた。テープお越しが終了した

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 岩野 英夫: "西洋中世初期における裁判と法-予備的考察-"法史学の諸問題(佐藤篤士先生古希記念論文集刊行委員会編)(敬文堂). 101-126 (2004)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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