研究概要 |
「本年度の研究実施計画」に従い、以下のことができた 1 裁判文書について (1)ドイツのマールブルクに短期間滞在し、Hubnerの目録に従い、4点の文献から12点の文書を収集した (2)裁判文書が記録された裁判の具体的なあり方を知るために、西欧中世における裁判制度の発展のプロセスを明らかにできる文献の収集に努めた (3)(2)に関連して論文を作成した 2 ゲルマン法について (1)Wolfgang Fliess, Die Begriffe germanisches Recht und Deutsches Recht bei den Rechtshistorikern des 19.und 20.Jahrhundert,1968を読み進め、関連論文2点を、ドイツのマールブルクに短期間滞在し集めた 3 日本中世法について (1)鎌倉時代の和与に関する史料集1点を入手した 4 聞き取りについて (1)法制史教育に関連する英知を記録にとどめるために、先輩法制史研究者に対するインタビューを次のように実施した *山中永之佑大阪大学名誉教授に対する2回目のインタビュー。次年度春学期中に公表できるところまで作業が進んでいる *故・塙浩神戸大学名誉教授の法史学を語る座談会を、関係者4人に集まっていただき実施した。テープお越しが済み、現在編集中である *上山安敏京都大学名誉教授に、法制史学会近畿部会の協力を得てインタビューをすることができた。テープお越しが終了した
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