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2002 年度 実績報告書

僑郷としての福建省福清地方の社会変容に関する考察-人口移動の治安対策を巡って

研究課題

研究課題/領域番号 14520107
研究機関城西国際大学

研究代表者

徳岡 仁  城西国際大学, 人文学部, 助教授 (70255206)

研究分担者 小木 裕文  立命館大学, 国際関係学部, 教授 (70160786)
キーワード福清 / 長楽 / 厦門大学南洋研究所 / 福建師範大学 / アジア太平洋発展フォーラム / 大陸問題研究会議 / 日本華僑華人学会 / 台湾
研究概要

平成14年度から同16年度までの三年計画において、初年度にあたる本年度は、研究基盤を確立する意味で研究代表者および同分担者がこれまで培ってきた研究者やジャーナリストなどとの間で研究テーマに沿った人的ネットワークを再構築することを行いつつ、現地調査、資料収集さらには関連学会などで最新の研究動向についての報告聴取、意見交換を中心に調査研究活動を行った。
平成14年8月20日から27日には、福建省福州市、福清市、長楽市および厦門に現地調査を行う。とくに初年度ということで厦門大学南洋研究所李国梁教授などと意見交換を実施、最近の動向について意見聴取。さらに15年度以降も毎年意見交換などの研究交流を実施することで意見の一致を見た。また、福建師範大学など現地研究機関の研究者との関係構築の手がかりを得る。
今年は、現代中国学会、アジア政経学会、アジア太平洋発展フォーラム(台湾・台北)、大陸問題研究会議、日本華僑華人学会(設立大会)などに参加。中国内外政、東アジア情勢などについて各種報告を聴取し、また各学会参加者との間で意見交換を行った。さらに、台湾における関連研究者と研究の動向や資料について意見交換を行い、研究テーマに沿った交流の実施と資料収集についての協力の合意が得られた。
資料収集では、内外の各種関連研究書、各国政府公刊の各種統計、年鑑。専門研究雑誌、中国各紙をはじめとする関連新聞図書を収集。
今年度の初歩的研究成果として、研究分担者である小木裕文は、『新世紀学刊』2002年第二期に「海外福清社会および其組織網絡」を、研究代表者徳岡仁は、『問題と研究』第32巻4号(2003年1月刊)に「中国共産党第16回全国代表大会-カリスマ不在という新たな伝統構築へ」を上梓。さらに、徳岡は『産経新聞』(2002年10月14日)「日中関係双方の学生と探る」(インタビュー)で本調査研究の意義について語った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 徳岡 仁: "中国共産党第十六回全国代表大会-カリスマ不在とという新たな伝統構築へ-"問題と研究. 32巻4号. 15-28 (2003)

  • [文献書誌] 小木裕文: "海外福清社会及其組織網絡"新世紀学刊. 二期. (2002)

  • [文献書誌] 徳岡 仁, 小木裕文: "僑郷としての福建省福清地方(予定)"問題と研究. 32巻9号. (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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