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2003 年度 実績報告書

技術移転に伴う地域経済産業構造の相互連関・時系列分析の基礎ならびに比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 14530016
研究機関大分大学

研究代表者

深道 春男  大分大学, 経済学部, 教授 (60040797)

研究分担者 下田 憲雄  大分大学, 経済学部, 教授 (60187482)
キーワード技術移転 / 技術進歩 / 産業構造の変化 / 産業連関分析 / 時系列分析
研究概要

本研究の目的は技術移転が地域経済においてどのように産業構造の変化をもたらしているか、また、それが地域経済の成長・発展にどの程度寄与しているか等の点について、実証的な分析をすることにある。
14年度は準備的な研究として、大分県の県民所得勘定、事業所統計、産業連関分析表、工業統計のデータをベースにした「大分県製造業の構造変化と技術進歩率の計測(昭和60年〜平成7年)」について検討し、その実証研究の成果を大分大学経済論集に掲載した。この研究では、大分県における製造業が基礎素材型中心から加工組立型にシフトする過程で、技術移転・技術進歩による大幅な生産性の向上が電気・精密機械製造業においてあったことを明らかにした。
15年度は、EU諸国における地域経済の発展の状況を調べるために、ドイツのパダボーン、デュッセルドルフ、イタリアのミラノ等の各都市で、ヒアリングを行なうとともに、中小企業群の現状を視察した。とくに、パダボーン大学経済学部ではヨーロッパの地域産業について意見交換する場を持ち、産業集積のクラスター化が技術移転を促進している大きな要因となっている状況を知ることができた。
こうした調査や14年度の研究を踏まえて、技術移転を重要な変数として取り込んだ計量モデルと、それとの関連で、ある産業における技術移転が他の産業への波及効果を計測するための計量モデルを作成した。そのモデルの妥当性についての検討とともに経済成長と技術移転の促進の因果関係を明らかにすることがこれからの課題となっている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 深道春男: "大分県製造業の構造変化と技術進歩率の計測について"大分大学経済論集. 55巻・1号. 81-95 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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