研究概要 |
研究初年度の本年(2002年)度は、Swiss Re社、神戸市、兵庫県などからの資料の収集とその分析、下記の聴き取り調査を中心にした研究調査活動を実施したが、二つの国際会議で、少子高齢化が急速に進行する日本の生活保障関連制度に関連するテーマでの研究発表を行い、多大な反響を得た。 I.国際会議での発表: (1)Security of Health and Welfare in Japan and the UK : Symposium on Supporting Quality of Life in an Ageing society : The Japanese Experience : The Valencia Forum, Valencia, Spain, April 2002. (2)Insurance-Based Social Protection and Social Equality in Ageing Japanese Society : International Conference on Madrid declaration of Ageing-Emerging Trends and Strategies in India & South Asia : New Delhi, India, November 2002. II.論文:別掲のとおり、社会保障制度を中心とする基本的な生活保障のあり方に関連する英文論文1編と邦文論文1編を執筆し、発表。 III.キャタストロフ再保険に関する聴き取り調査の実施: (1)2002年8月:東京において、SCORサービス・ジャパン社総支配人Mr.P.Nowakowskiほかから。 (2)2002年9月:ロンドンにおいて、Willis社再保険部長 Mr.J.A.Byng、MAP社ロイズ・アンダーライターMr.A.Westmore、イギリス保険協会(ABI)国際関係部長Mr.J.A.Cookehokaほかから。 (3)2002年10月:東京において、Crest Reinsurance Brokers(株)代表取締役・太田徳甫氏から。 IV.その他:2003年1月、東京都青梅市において「地域社会における生活保障」に関連するセミナー開催。
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