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2002 年度 実績報告書

日本、米国およびドイツにおける職能給の比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 14530142
研究機関和歌山大学

研究代表者

正亀 芳造  和歌山大学, 経済学部, 助教授 (50126497)

キーワード賃金制度 / 職能給 / 人的資源管理
研究概要

本年度は、ドイツおよび米国企業への聞き取り調査を実施するとともに関連文献の収集を通じて、日本、米国およびドイツの3カ国における職能給の仕組みとその運用実態、職能給採用企業の戦略的・組織的特性ならびに1990年代以降における職能給の新動向に関する資料・情報の収集を行った。併せて、収集した資料・情報の分析に着手し、研究成果の一部を活用して単行本所収論文を作成しているところである。
平成14年9月に行ったドイツ企業への聞き取り調査の対象は、次の6社(事業所)である。
1.Joseph Vogele AG in Mannheim
2.Daimler Chrysler AG in Duisburg
3.Stadtsparkasse Dusseldorf
4.Daimler Chrysler AG Werk Dusseldorf
5.Siemens AG in Dusseldorf
6.Schwarz Pharma AG in Monheim
また、平成15年3月に行った米国企業の聞き取り調査対象は次の3社(工場)である。
1.GM Lansing Car Assembly
2.Denso Manufacturing Michigan, Inc
3.TRW Chassis Systems
聞き取り調査に際しては、事前に配布したアンケート(経営環境、戦略、賃金制度、人事評価等の基本的事項に関するもの)への回答とそれをもとにした聞き取り、ならびに関連資料の収集を行った。
聞き取り調査で収集した資料・情報に関しては、現在、その整理と分析に着手している。
また、日本の職能給の新動向に関しては、本研究成果の一部を活用して、論文「成果主義賃金制度の発展」(奥林康司編著『成果と公平の報酬制度』中央経済社、2003年8月刊行予定、所収(第1章))を作成しているところである。

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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