研究課題/領域番号 |
14530154
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
若林 敬造 日本大学, 国際関係学部, 教授 (90201144)
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研究分担者 |
藤田 祐 産業能率大学, 経営学部, 専任講師 (10238587)
豊川 和治 日本大学, 国際関係学部, 教授 (10318339)
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キーワード | エミュレーション / Web-EDI / SCM / システム |
研究概要 |
エミュレーション用ツールを試行し、以下4種類の動きを確認した。 1.通過型ロジスティクスセンターのモデリング 投入口から4種類の商品を流し、分岐ポイントでワークを種類別に振り分け、流れてきたワークを作業員がそれぞれのかご車に積み込む丹生出荷ラインのモデルを作成した。 2.在庫型ロジスティクスセンターのモデリング 通過型ロジスティクスセンターのモデリングに自動倉庫の機能を追加した入出荷ラインのモデルを作成した。3ヶ所の投入口から4種類のワークを流し、合流ポイントで合流したワークをパレタイジングステーションでワークアームがパレットに積み、入庫口からパレットを自動倉庫に入庫する。自動倉庫に格納してあるパレットを出庫口から出庫し、デパレタイタイジングステーションで作業員がワークを分岐ラインへ積み下ろす。 3.複合型ロジスティクスセンターのモデリングI 流れてきた4種類のワークをワークアームがパレタイズし、完了したパレットをトラバーサが出荷口へ搬送し、それをフォークリフトがシンクへと運ぶ入出荷ラインのモデルを作成した。 4.複合型ロジスティクスセンターのモデリングI 自動倉庫の2階部分から出庫したパレットを台車が搬送し、デパレタイジングステーションで作業員により積み下ろされた空パレットは台車により再投入される。積み下ろされたワークは分岐ポイントで行き先別に振り分けられ、作業員がそれぞれ種類別のカゴ車に積み込む出荷ラインのモデルを作成した。 なお、平成14年度の研究概要は以下の予定を組んでいた。 1)研究対象となる企業の調査・分析 2)研究対象となるモデル企業のトラッキング分析によるモデル化 3)システム全体設計(1)本社におけるデータベースシステムの構築(2)流通センターにおけるエミュレーション用システムの構築(3)ユーザーにおけるWeb-EDIシステムの構築 (4)システム全体設計の概念について学会発表(日本ディレクトリ学会、日本ロジスティクスシステム学会等)準備
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