標記研究課題について、今年度、日産自動車・栃木工場ならびにトヨタ自動車・本社を訪問し、ドイツのモジュール化の動向について日本側の見方、そして日本の自動車メーカーとしての対応について聞き取り調査を行った。また2003年4月に開催されたドイツ・ニュルンベルグ市で開催された『自動車産業国際会議』("Kongress Automobilindustrie im Struktuwandel : Arbeitspolitik-Restrukturierung-Marketentwicklung am Sozialwissenschaftlichen Forschungszentrum(SFZ) der Friedlich-Alexander -Uiuversitat Erlangen-Nurnberg(25.-26.April 2003)において"Strukturwandel und Innovation des Produktionssystems in der japanischen Automobilindustrie"と題する研究報告を行った。また「日本の産業と企業の再生:グローバル・パースペクティブ」と題して開催された国際ビジネス研究学会の第10回全国大会(於:明治大学:2003年10月25日・26日)統一論題において「ドイツ乗用車メーカーのグローバリゼーションと経営システムの革新-ドイツの視点からの産業と企業の再生と課題-」と題する研究報告を行った。さらに標記研究課題に関わるテーマと関連して社団法人『科学技術と経済の会』の技術経営会議において研究報告(「日本企業の国際競争力の強化と事業再編」:2003年10月8日)ならびに財団法人『機械振興協会・経済研究所』でも研究報告(「ドイツ乗用車メーカーのグローバリゼーションと経営システムの革新」:2004年2月13日)を行った。
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