研究課題
基盤研究(C)
本研究は、株主価値経営が一般化する中で、わが国企業が日本型特化戦略でどのように利益率を向上させようとしているか、従来型の経営・財務政策を検証する中で、実証的に明らかにしようとするものである。まず、日本型特化戦略とは何かを明らかにする。とくに資産の流動化を分析することによって、利益率を引き上げていく政策の意味を明確にする。次に、特化戦略のための経営・財務政策について、その理論的背景を多様な側面から点検する。さらに、特化戦略におけるキャッシュ・フロー管理について、細部にわたり検証を行う。また、特化戦略における資本調達政策を資本コストの側面から分析する。最後に、機関投資家支配時代の利益率政策について、利益の留保と分配の両面から検討する。実施したアンケート結果についても紹介する。
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明治大学社会科学研究所紀要 43
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VIII IFSAM WORLD CONGRESS
VIII IFSAM WORLD CONGRESS, July 10-13 (Griffith University, Australia)