研究概要 |
OPTiにおけるパラメータ空間の描画アルゴリズムについてまとめた論文「OPTi's Algorithm for Discreteness Determination」をExperimental Mathematicsに投稿していたが,掲載が決定した.また,研究分担者の山下氏らと共同研究をおこなっていた1点穴空きトーラス群のBersスライスの描画についての論文「Drawing Bers Embeddings of the Teichmuller Space of Once-Punctured Tori」をExperimental Mathematicsに投稿していたが,これも掲載決定した. 平成17年9月12日から15日にかけて大阪大学で開催された研究集会「穴あきトーラス擬フックス群に関するJorgensen理論」において講演「OPTiでみるJorgensen理論」を行った.この研究集会のテーマであるJorgensen理論は,OPTiを作成する直接のきっかけとなったものであり,その後もOPTiを通じて作間誠らとの共同研究を進めているが,その研究の一部を「Punctured torus groups and 2-bridge knot groups(1)」という255ページのプレプリントとしてまとめることができた. Delta Viewerを用いて利用して1点穴あきトーラス群変形空間の実3次元スライスを可視化する研究に関して,平成17年11月19日にお茶の水女子大学理学部で開催された「Workshop on Computer Graphics and Ubiquitous Computing」において講演「Three-dimensional Reconstruction using Delta Viewer」として発表を行った.
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