研究課題/領域番号 |
14540100
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
繆 いん 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (10302382)
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研究分担者 |
藤原 良叔 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (30165443)
三嶋 美和子 岐阜大学, 総合情報メデイアセンター, 助教授 (00283284)
篠原 聡 明星大学, 情報学部・経営情報学科, 講師 (70439694)
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キーワード | 組合せ的デザイン / 光直交符号 / 周波数ホッピング系列 / 有限幾何 / 認証符号 / 閾値秘密分散法 / 電子署名 / 代理暗号系 |
研究概要 |
光直交符号とは、複数の使用者が一つの光チャネルで情報をより効率的伝えるための光符号分割多重通信(Optical CDMA)用の符号である。光直交符号は、無線多重接続通信の一つである周波数ホッピング方式のホッピング系列などと密接な関係もある。今年度は、平成14、15年度の研究結果を踏まえて、光直交符号と周波数ホッピング系列を初めとした多重接続通信方式や通信方式の安全性を研究した。上記の応用研究と密接に関連している組合せ的デザイン理論の基礎研究にも取り組んだ。 藤原・繆・三嶋は周波数ホッピング系列と分割型Difference Packingとの同値関係を見つけた。この同値関係に基づいて、藤原・繆・三嶋は最適な周波数ホッピング系列を数多く構成した。 篠原は有限幾何のArcとConicを使って、漸近的に最適な光直交符号を構成した。 繆は、組合せ的デザイン理論を利用して、受信した情報は確かに特定の送信者から送ったものであることを保証できる認証符号、および不正送信者を排除できる閾値秘密分散法に関する研究を行った。それと関連するユーザID情報に基づく多重署名方式や代理暗号系なども研究した。 三嶋は、光直交符号を初めとした多重接続通信方式とその安全性に関する組合せ的デザインの基礎研究を行った。
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