• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2004 年度 実績報告書

非線形波動方程式の解の特異性の伝播の研究

研究課題

研究課題/領域番号 14540215
研究機関東京理科大学

研究代表者

加藤 圭一  東京理科大学, 理学部第一部, 助教授 (50224499)

研究分担者 小松 彦三郎  東京理科大学, 理学部第一部, 教授 (40011473)
小川 卓克  東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (20224107)
キーワード非線形波動方程式 / 特異性の伝播 / Benjamin-Ono方程式 / 適切性
研究概要

1.Benjamin-Ono方程式の初期値問題の解の存在についての考察を行った。Benjamin-Ono方程式は、通常のSobolev空間に対してはPicardの逐次近似が適用できないが、斉次と非斉次Sobolev空間を組み合わせた空間を用いると初期値を小さくとれば逐次近似が使えることがわかった。ただし、現在、論文を準備中である。
2.非線形波動方程式の解の特異性伝播の研究を行った。具体的には、非線形項がKlainermanの意味の零条件を満たすとき、そうでないときに比べて特異性伝播の定理が改善されることがわかった。この問題に関しても、現在、論文を準備中である。

URL: 

公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi