研究課題/領域番号 |
14540445
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
宮本 正道 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (70107944)
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研究分担者 |
田賀井 篤平 東京大学, 総合研究博物館, 教授 (40011738)
武田 弘 東京大学, 大学院・理学系研究科, 名誉教授 (50011523)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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キーワード | 固体惑星物質 / データベース / 岩石顕微鏡画質 / 化学組成 / pdfファイル / 隕石 / 月試料 |
研究概要 |
本研究は、昭和58年度より収集を始めた「固体惑星地球物質データベース」について、最近発展の著しい情報処理機器とソフトウェアをより有効に利用するとともに、特に大容量の固体惑星物質のデジタル画像データなどを画像ベース化する有効な方法の確立を実際の隕石研究の過程で試みた。また、画像を多く掲載している出版物のデジタル編集ファイルより、画像をその説明文を取り出しデータベース化する方法を検討するため、定評のある編集ソフトQuark XPressのファイル利用を試みた。そのデータを教育研究用に公開するには、そのファイルをpdfファイルの形書き出すことが有効であることを見出した。しかし、最近公表されたAdobe社Creative Suitesの方がデータベースには利用しやすいことを小惑星ヴェスタから来た隕石について応用で見出した。 上記の目的のためには、初年度に引き続き、大容量のデータを収集、保存、加工、利用することが必要とされているので、昨年のデスクトップコンピュータと外付けハードディスクに対し、今年は画像処理能力の高いノート型パソコンと、最近一般化したUSB2.0対応の2GBを超えるフラッシュメモリの組み合わせにつき比較検討した。光学画像、顕微鏡画像のデータを得、画像処理の最良の方法の追求も継続した。このためには、最近一般化したデジタル一眼レフカメラで最良の画像が得られる事を、月、火星、小惑星ヴェスタからの隕石で砂漠から回収された試料につき確認した。
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