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2003 年度 実績報告書

低重力空間での液体と宇宙構造物の動的非線形挙動

研究課題

研究課題/領域番号 14550208
研究機関岩手大学

研究代表者

千葉 正克  岩手大学, 工学部, 教授 (10179955)

キーワード低重力空間 / 宇宙構造物 / 流体 / 連成振動
研究概要

本年度は、以下の2つのテーマに関する実験を行った。
1、振動する平面上での液滴の非線形拳動
振動する平面上での液滴(水)の,大振幅振動に起因する非線形挙動を調べた。具体的には、共振振動数の液滴の振幅への依存性等を明らかにした。
液滴が付着する面の材質を変えて、接解角を変化させ、液滴と構造物の接触状態を種々変え、それによる振動特性の変化を調べた。
2、宇宙構造物モデルの非線形拳動
昨年度は、直径60mmのプラスチック製のカプセルの両側に、長さ500mmの2つの梁を接続した宇宙構造物モデルを製作し、それをゴムで吊るし、ボイスコイルモータを起振器として、構造物と液体の連成挙動を調べた。しかし、起振器の起振力が調和的でなく、不都合が生じた為、本年度は、モデルを磁気力で浮遊させ、電磁力によって加振するシステムを構築し、実験を行った。
その結果、本システムによりモデルを加振することができ、構造物と内部液体(水)の連成効果を明らかにできた。

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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