研究概要 |
(1)体表面上に多数点配置した小型・軽量センサー(4チャンネル)を利用して,臓器特に,胃腸の運動から発生する信号を計測するPCベースの計測システムを開発した。 (2)この計測システムを利用して,胃透検査撮影画像(実験場所は,河崎博士の知人の開業医院)と計測信号を同期して測定し,計測データとビデオデータを採取した。このような測定を数回行った。 (3)計測データとビデオデータを上記パソコンに取りこみ,各センサー出力波形と食道,胃及び十二指腸の運動画像との対応付けを行った。この後,センサー出力波形の周波数分析,センサー出力波形間の相関分析等の考察をした後,各出力波形を分離・合成して計測信号の特徴付けを行い,波形を臓器の運動別に同定した。
|