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2002 年度 実績報告書

アスファルト舗装表面のマイクロテクスチャとすべり摩擦との関係に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14550469
研究機関中央大学

研究代表者

姫野 賢治  中央大学, 理工学部, 教授 (30156616)

研究分担者 亀山 修一  北海道工業大学, 工学部, 助教授 (30295894)
八谷 好高  国土交通省国土技術政策総合研究所, 空港研究部・空港施設研究室, 室長研究職 (60356053)
川村 彰  北見工業大学, 工学部, 助教授 (30149893)
キーワードマイクロテクスチャ / すべり摩擦係数 / DFテスタ / ウェーブレット解析
研究概要

研究実績の概要は以下のとおり.
道路路面プロファイルを波長特性からとらえると,騒音やすべりには,波長が0.1mm〜10mmのマクロテクスチャや,0.1mm以下のマイクロテクスチャが強い関係をもつとされているが,その計測方法に適当な手段がなかったために,実際のデータを用いた路面のすべりの研究はほとんど行われていない.
本研究では,測定ピッチ1μmという高性能のマクイロテクスチャ測定装置を用いて,密粒度アスファルト混合物(13),密粒度アスファルト混合物(13F),細粒度アスファルト混合物(13),開粒度アスファルト混合物の各混合物について,表面のプロファイルを正確に計測した.そのプロファイルの特性は,ウェーブレット解析とスペクトル解析を用いて分析をした.さらに,DFテスターにより異なる場所で3回,次に同じ個所で3回,すべり摩擦係数を測定した.
その結果,今回は,各材料についての摩擦係数に関しては,供拭体の数が少なかったこと,また,摩擦係数の測定値が洪試体による違いが顛著に見られなかったことなどから,大きな摩擦係数の決意には至らなかった.しかしながら,すべり摩擦係数が最大の供試体と最小の供試体のプロファイルにウェーブレット解析を適用した結果,波長0.08mm〜0.32mm程度の,従来ほとんど関心が払われていなかった波長の波がすべり摩擦係数と強い相関を持っていることが確認できた.

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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