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2002 年度 実績報告書

近世建築技術書に関する研究-庄内藩大工棟梁小林家旧蔵史料を中心に-

研究課題

研究課題/領域番号 14550632
研究機関東北大学

研究代表者

飯淵 康一  東北大学, 大学院・工学研究科, 教授 (80091651)

研究分担者 岡田 悟  共立女子短期大学, 生活科学科, 教授 (30233331)
田中 正三  東北大学, 大学院・工学研究科, 教務職員
永井 康雄  東北大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (30207972)
キーワード木割 / 江戸時代 / 安土・桃山時代 / 建築技術 / 庄内藩 / 四天王寺流 / 建仁寺流
研究概要

平成14年度は、以下の諸史料について調査・収集・整理・分析を行った。
1.庄内藩大工棟梁小林家史料(山形県鶴岡市郷土資料館)
これまでの調査で写真撮影が済んだ分の中から、主として江戸時代前期以前のものについて、解読・整理・分析中である。分析が済んだ分で、今年度学会で発表したものは裏面の通りである。また、江戸時代中期以降のものも含め、入り乱れた史料を、分類ごと、時代順に整理した目録を作成中である。
2.江戸幕府作事方・甲良家関連史料(東京都中央図書館)
国の重要文化財に指定されている「江戸城造営関係資料(甲良家伝来)」の内、「附家伝書類」の調査を行った。既にマイクロ撮影されている資料については複写した。複写・収集した分については整理・分析中である。
3.洲本御大工斎藤家文書(兵庫県淡路文化史料館)
室町時代末期に成立したとされ、既にその存在が知られた史料である。小林家史料の木割書の年代に近い時期に記された数少ない史料であるので、比較史料として全てを写真撮影し、解読した。今後は内容を分析する予定である。
4.仙台藩御大工に関する史料(宮城県仙台市立博物館)
主として江戸時代中期以降の史料であるが、木割書類を中心に約半分の分量について写真撮影を終了した。今後は残った分を撮影し、整理・分析を行う予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 永井康雄, 飯淵康一, 岡田 悟: "庄内藩大工棟梁小林家旧蔵の慶長期以前の木割書に見られる屋敷について(その3)"日本建築学会技術報告集. 16号. 323-328 (2002)

  • [文献書誌] 永井康雄, 飯淵康一, 岡田 悟: "庄内藩大工棟梁小林家旧蔵の慶長期以前の木割書に見られる門について 棟門(1)"日本建築学会技術報告集. 17号. (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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