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2004 年度 実績報告書

ごみ溶融スラグのコンクリート用骨材としての利用

研究課題

研究課題/領域番号 14560204
研究機関宮城県農業短期大学

研究代表者

北辻 政文  宮城県農業短期大学, 助教授 (30195268)

キーワードごみ溶融スラグ / 細骨材 / 粗骨材 / PCコンクリート / ひずみ / 強度 / 耐久性
研究概要

ごみ溶融スラグを高強度コンクリートへ適用するため,ごみ溶融スラグ微粉末,細骨材および粗骨材を用い,高強度コンクリートの強度,耐凍害性能を検証した。さらにプレストレストコンクリート板を製作し,構造性能,プレストレストコンクリートの特性が普通コンクリートと同等となることを検証した。スラグを用いたコンクリートのPC板への適用に関して,以下の知見が得られた。
(a)プレテンション部材の定着長さは,普通骨材を用いた場合と同程度であった。
(b)収縮ひずみは,PC板および乾燥供試体共に普通骨材を用いた場合の方が大きくなった。
(c)静的曲げ破壊試験において,ひび割れ発生荷重および破壊荷重は,普通骨材を用いた場合と同程度であった。
(d)ひび割れ状況や荷重-変位量曲線において,普通骨材を用いた場合と同程度であった。
(e)凍結融解試験において,スラグを用いても普通骨材を用いた場合と同等であり,相対動弾性係数においても90%以上と高い耐凍害性能を示した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] ごみ溶融スラグを用いたプレストレストコンクリートの特性2004

    • 著者名/発表者名
      後藤理博, 小林猛, 北辻政文
    • 雑誌名

      日本コンクリート工学年次論文集 第26巻Vol.1

      ページ: 1617-1622

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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