研究概要 |
1.以前、解剖学雑誌(71:354,1996)で展示・発表した人体実習カラースライドから、頭部200枚、頚部45枚、胸部(含内蔵)180枚、腹部(含内臓)220枚、骨盤(含内臓)140枚、体幹(含脊髄)80枚、、上肢150枚、下肢180枚、さらし骨45枚、胎児19枚、病理学標本9枚の、合計1,270枚を選ぴ、それらの画像をスキャナを利用してコンピュータに取り込み、CDあるいはMOディスク、外付けHDDに記録・保存した。スライドは、部位ごとに人体の正常構造を最初に配置し、次に解剖術式、最後に変異例などを収めた。 2.デジタルカメラあるいは一眼レフカメラを用いて、平成13・14年度の解剖学実習体から頭頚部の皮神経分布、外頚動脈の走行変異、頚神経叢の構成、肋間神経の走行、骨盤内の血管と神経、胆石、重複尿管例などのカラースライドを追加・補充した。 3.平成7年〜平成14年に撮影したカラースライドについては、スライド枠に解剖所見と通し(分類)番号を記載し、その内容は、キーワード(解剖学用語)を用いて目録(一覧表)に整理した。平成7年以降のカテースライドは、頭部(含脳・脊髄)63枚、頚部92枚、胸部(含内臓)189枚、腹部(含内臓)491枚、骨盤(含内臓)180枚、体幹(含脊髄)31枚、上肢56枚、下肢134枚、骨127枚、その他(内耳復興モデル)17枚の、合計約1,380枚に達した。 4.平成7年以降のカラースライドの中から、前回との重複を避けて、最終的に必要な枚数(当初は500枚を予定)を決定し、それらをCDあるいはMOディスクに記録し、プリントする予定である。 5.カラー写真は、2L版の写真専用紙を用い、コンピュータに設置したプリンターで予備的な印刷を実施した。
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