研究課題/領域番号 |
14570017
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 大分大学 (2004) 大分大学(医学部) (2002-2003) |
研究代表者 |
島田 達生 大分大学, 医学部, 教授 (80080555)
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研究分担者 |
三浦 真弘 大分大学, 医学部, 講師 (50199957)
村上 隆之 宮崎大学, 農学部, 教授 (00040981)
川里 浩明 大分大学, 医学部, 教務職員 (50204714)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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キーワード | 心臓 / 刺激伝導系 / 結節間伝導路 / 介在板 / 細胞構築 / 電子顕微鏡 / 微細構造 / プラスティネーション |
研究概要 |
心臓の洞房結節で起こった興奮は心房内に広がり、一部は結節間伝導路を通って房室結節(田原結節)にいたる。ここでいったん伝導は遅延され、ヒス束-田原の脚-プリキンエ線維系を経て心室筋に伝わる。平成14年度から16年度にかけて、次のような研究成果が得られた。 1.結節間伝導路の解明 卵円窩周囲、Bachmann筋束、冠状動脈洞周囲の心房筋は心耳心房筋(作業心筋に属する)に比べて、豊富な中間径フィラメント(細胞骨格)を有し、介在板の三次的構築は脚のそれと近似していた。また、ギャップ結合蛋白Connexin 40はこれらの部位に見られた。 2.伝導系プラスティネーションの作製 ホルマリン固定したヒト、ヒツジ、仔ウシの心臓から、刺激伝導系を実体顕微鏡下で剖出した。続いてアルコール系列で十分に脱水し、シリコンを-30℃、真空下で浸透させ、恒温器内(60℃)で乾燥させた。得られた心臓のプラスティネーションはほとんどにおいがなく、やや弾力性があり、手軽に手にとって観察することができた。
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