研究課題/領域番号 |
14570355
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研究機関 | 杏林大学 |
研究代表者 |
小風 暁 杏林大学, 医学部, 講師 (70271583)
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研究分担者 |
佐藤 正夫 埼玉医科大学, 医学部, 助手 (40255120)
吉田 正雄 杏林大学, 医学部, 助手 (10296543)
高島 豊 杏林大学, 医学部, 教授 (20163199)
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キーワード | ミトコンドリア遺伝子 / 長寿 / 生活習慣 / HLA / 健康状態 |
研究概要 |
長寿関連ミトコンドリア遺伝子型(Mt5178A/C=NADH脱水素酵素サブユニット2Met237Leu)間で生活習慣病発症のリスクが異なることが報告されている。我々も茨城県在住の健常者を対象にしてMt5178A/C遺伝子型と健康状態について解析中である。これら結果を踏まえて、本研究では、長寿で名高い沖縄県の住民を対象として、Mt5178A/C遺伝子型及び寿命に関係するとの報告があるヒト白血球抗原HLA型を単独及びクロスで分類し、遺伝子型と健康状態について、生活習慣、特に食習慣の影響を明らかにすることを目標としている。現在の進捗状況は、平成14年度(平成15年度も含む予定)に沖縄県内某病院の人問ドックを受診した人のうち、インフォームド・コンセントを行い、協力の承諾を得られた人を対象者として実施中である。食生活習慣、運動習慣、休養、飲酒、喫煙のほか多項目にわたる生活習慣アンケート及び半定量式食物摂取頻度調査票(SQFFQ)も合わせて実施し、人間ドック検査所見(BMI、血圧、血中脂質濃度、血漿たんぱく質画分など)の健康状態に関するデータを収集している。現在、遺伝子型の判別を平行して実施している。 また、平行して進めている茨城県住民を対象とした研究において、Mt5178A/C遺伝子型と血清蛋白分画濃度との関係について論文発表した他、(1)Mt5178A/C遺伝子型と血圧との関係、(2)Mt5178A/C遺伝子型と飲酒習慣・喫煙習慣とが血清脂質に及ぼす交互作用、(3)Mt5178A/C遺伝子型と喫煙習慣が血清蛋白分画濃度に与える交互作用、(4)Mt5178A/C遺伝子型と眼圧との関係、について学会発表を行った。
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