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2002 年度 実績報告書

全身性強皮症におけるIgE class switchについての検討

研究課題

研究課題/領域番号 14570820
研究機関獨協医科大学

研究代表者

大塚 勤  獨協医科大学, 医学部・皮膚科, 助教授 (10241879)

キーワード全身性強皮症 / IgE / class switch
研究概要

全身性強皮症においてImmunoglobulin E class switchの際looping outする環状DNAを調べることによりImmunoglobulin E class switchingの有無およびその頻度を検討した。directおよびsequential class switchにより生じるS fragmentsをPCRにより増幅しsequencingした。その結果、Direct switchについては、正常人および全身性強皮症の皮膚および血液細胞での分布は有意な差を認めなかった。Sequential switchについては全身性強皮症皮膚の出現頻度(23/52)は正常人皮膚(0/62)(P<0.01)および全身性強皮症血液細胞(2/27)(P<0.01)と比較して有意に上昇していた。その結果として、immunogobulin E class switchは、全身性強皮症皮膚の出現頻度(28/52)は正常人皮膚(4/62)(P<0.01)および全身性強皮症血液細胞(3/27)(P<0.01)と比較して有意に上昇していた。以上の結果より全身性強皮症皮膚病変形成においてImmunoglobulin E class switchが関与していることが示された。

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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