研究概要 |
1)リアルタイム蛍光分光解析システムの作成(担当:梶本) 購入する分光器(USB2000・ocean optics社製)を用いて,光ファイバー型プローブを持つ蛍光分光解析装置および解析ソフトを作成した. 2)臨床応用(リアルタイム蛍光分光解析と蛍光二重標識による脳腫瘍細胞分布の術中同定法)(担当:黒岩) リアルタイム蛍光分光解析システムを悪性グリオーマの手術に応用する.術直前に5-ALAを術中にfluorescein Naを投与する. 腫瘍本体,浮腫,正常脳の蛍光を,蛍光分光解析システムにて解析した.その結果、蛍光強度に応じて腫瘍の蛍光スペクトル(PpIXおよびFluorescein Na)を認めた.また,解析部位を病理組織標本としてサンプルし,蛍光分光解析の結果と腫瘍細胞密度との関係を検討中である.
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