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2003 年度 実績報告書

コンピュータ支援マイクロサージャリーシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 14571398
研究機関大阪市立大学

研究代表者

五谷 寛之  大阪市立大学, 大学院・医学研究科, 講師 (30305627)

研究分担者 中村 博亮  大阪市立大学, 大学院・医学研究科, 助教授 (60227931)
キーワードマイクロサージャリー / コンピュータ支援手術
研究概要

今年度は度改良した7軸の単腕のマスタースレーブ方式のマニュピュレーター及び双腕の同方式のマニュピュレーターを用いて微小組織操作について検討を行った。改良点としては、*マスター側のエンコーダーをレーザー方式のより高分解能のものに変更した。
*マスターの構成部品を見直し軽量化を図ることにより、操作性を高めることができた。
*マスターの設置を顕微鏡サイドのタワーバーより牽引する方式をとった。
*先端のピンセット把持部分を個別に製作し、軽量のサーボモーターやステッピングモーターを使用し各軸の必要作業に適したアクチュエーターの採用を考えた。
*先端部分に両側より小型CCDカメラをとりつけ操作者に立体感をもたせることを試みた。
*モータードライバに新たに開発された基盤を採用し、小型軽量化した等が挙げられる。全体のマスター形状の変更は困難なことから先端部の作業の一部について現在新たなマスター形状に変更中であるが小型化と高精度を両立させるためにエンコーダーと同等な作業精度を確保できるセンサを製作中であり今後さらに検討を続ける。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 五谷寛之 他: "マイクロサージャリーを目的としたロボットアームの開発(第2報)"日本マイクロサージャリー学会会誌. 16. 191-192 (2003)

  • [文献書誌] 五谷寛之 他: "マイクロサージャリーを目的とした手術ロボットの開発"日本コンピュータ外科学会誌. 4,3. 215-216 (2002)

  • [文献書誌] 五谷寛之 他: "関節内骨折の手術 その最新手技"メディカルビュー. 116-121 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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