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2003 年度 実績報告書

In vivo眼瞼の生体インピーダンス測定〜眼瞼悪性腫瘍検査法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 14571675
研究機関高知大学(医学部)

研究代表者

渡邊 牧夫  高知大学, 医学部, 助教授 (00220921)

研究分担者 安藤 元紀  高知大学, 医学部附属病院, 助手 (20222789)
福島 敦樹  高知大学, 医学部附属病院, 助手 (40281737)
キーワード眼瞼腫瘍 / 生体インピーダンス / 誘電挙動
研究概要

測定電極は、前年度までに開発して、動物実験で良好な測定結果を得られたものを採用した。インピーダンス・アナライザでの測定条件ごとの、低周波域の電流による直接刺激および高周波域でのマイクロ波による誘電加熱の影響について検討し、ME機器の安全基準およびANSI安全基準を満たしていることを明らかにし、本学(旧高知医科大学)倫理委員会の承認を得て、実際にヒトの生体インピーダンス測定の段階へと進んだ。
実際の臨床患者での測定では、倫理委員会の規定にのっとり、十分な説明と同意のもとで行った。ヒト眼瞼の生体インピーダンス測定の結果は、白色家兎とほぼ同様であり、眼瞼を翻転させ眼瞼結膜側から測定することによって、マイボーム腺の誘電挙動が観察可能と考えられた。
輪部結膜のメラノーシスの患者では、正常他眼と比較して、色素沈着部位の誘電挙動が明らかに変化しており、本法を用いることにより、腫瘍性病変が他覚的・定量的に評価できる可能性が示された。

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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