• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2002 年度 実績報告書

落屑症候群の原因解明のための家系調査とHLAの分析

研究課題

研究課題/領域番号 14571697
研究機関久留米大学

研究代表者

山川 良治  久留米大学, 医学部, 教授 (40166591)

研究分担者 門田 遊  久留米大学, 医学部, 講師 (00258477)
高島 保之  久留米大学, 医学部, 講師 (00330845)
吉村 浩一  久留米大学, 医学部, 講師 (30240352)
三好 和  久留米大学, 医学部, 助手 (70268928)
キーワード落屑緑内障 / 頻度 / 築後地方
研究概要

まず久留米大学眼科を受診した緑内障外来患者総数を調べ、さらに病型について調べたところ落屑緑内障(落屑症候群に伴う緑内障)は以下の頻度であった。
(2002年1月から12月の1年間で、当科外来受診者の緑内障患者671人の内訳)
【table】
さらに2002年度の久留米大学眼科での落屑症候群に伴う緑内障手術(白内障との同時手術を含む)を調べると(2002年度 緑内障手術件数 118例141眼/全手術件数1,111眼)
落屑緑内障 43例51眼 36.2%
原発開放隅角緑内障 23例34眼 24.1%
閉塞隅角緑内障 10例10眼7.09%
続発緑内障とその他 42例46眼 32.6%
となり落屑緑内障は筑後地方では極めて頻度が高いのがわかった。そこで福岡県筑後地方にあるすべての眼科診療施設に対して、外来患者総数、新患総数、緑内障患者総数、落屑症候群および落屑緑内障患者総数を尋ね、患者個人票を用いて調査中である。さらに落屑症候群患者の同意を得て採血し、HLA (A,B,DR)の同定を三菱ビーシーエルと共同で調査中である。また、筑後地方ではないが、落屑緑内障の家族発生の家系を1家系見出し、詳細な検査を施行中である。

URL: 

公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi