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2002 年度 実績報告書

病院看護婦(士)の精神的・身体的健康状態とストレス特性

研究課題

研究課題/領域番号 14572224
研究機関山口大学

研究代表者

L.C Elbert  山口大学, 医学部, 教授 (90335753)

研究分担者 伊東 美佐江  山口大学, 医学部, 助手 (00335754)
正村 啓子  山口大学, 医学部, 教授 (40145339)
L. V Ann  山口大学, 医学部, 教授 (80335752)
山勢 博彰  山口大学, 医学部, 助教授 (90279357)
キーワード職務ストレス / 病院看護婦(士) / 職場のストレッサー / ストレス要因
研究概要

本研究において使用を予定されていたSF-36健康調査質問紙・コーピング方法の質問紙・ナースのストレス指標質問は、全項目で136項目となり、さらに人口統計的な項目も加えて全ての質問紙に回答するには、30分間から50分間の所要時間を要するため、対象者への倫理的配慮と本調査の回集率の面を考慮し再検討した。
ナースの職務上ストレス指標質問紙においては、Gray-ToftとAndersonが34項目の"The Nurse Stress Scale"として作成されたものが多く用いられてきた。日本でもすでに翻訳され研究に用いられている。しかし、本研究者達は、この"The Nurse Stress Scale"をさらに内容が吟味され、幅広い部署や対象者に使用できるように発展されたFrenchらの"Expanded Nursing Stress Scale (ENSS)"(Journal of Nursing Management,8(2),161-178,2000)を参考に質問紙を作成し使用することに計画を変更した。このENSSは、看護そのものに本来備わっているストレッサーや医師、患者や家族、同僚や上司、仕事の状況などの面からのストレッサーに関する59の項目から構成され、信頼性も確認されている。本研究では、ENSSを翻訳し、さらに、日本のヒューマンサービスの現場に適合するように項目を削除、修正を加えて、53の質問項目を作成し、回答の選択肢は数値が高いほどストレスが大きい0〜5の選択肢とした。この質問紙の予備調査を2回、合計20人のナースに対して行い、ENSSの妥当性に問題はない。
現在、人口統計的な項目とともに、ナースのストレス指標質問紙を2施設へ150部送付し、その回集を待機している。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Lambert VA., Lambert CE.: "Literature review of role stress/strain on nurses : an international perspective"Nursing & Health Sciences. 3(3). 161-172 (2001)

  • [文献書誌] 正村啓子, 他: "看護師の職務上のストレスレベルとその要因に関する分析"日本公衆衛生雑誌. 49(10). 914 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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