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2002 年度 実績報告書

救急看護婦に必要な能力の確認とその教育方略の開発

研究課題

研究課題/領域番号 14572300
研究機関北海道医療大学

研究代表者

石本 章子 (高橋 章子)  北海道医療大学, 看護福祉学部, 教授 (20263254)

研究分担者 杉田 久子  北海道医療大学, 看護福祉学部, 助手 (90316258)
臼井 千津  北海道医療大学, 看護福祉学部, 助教授 (80223535)
キーワード救急看護師 / 看護師の役割 / 救命技術 / フィジカルアセスメント / プレホスピタルケア / 専門性の追求
研究概要

救急看護師の役割、専門性、必要な能力に関しては、救急看護学会においても明らかに定義されていない。また、救急看護教育を看護基礎教育において実施している学校は少ないため、救急看護師の卒業後は殆ど施設独自に行われているため、その目標や方略にも統一されたものはない。
このような現状を受けて、救急看護師の役割に関する概念を先行研究から導き出した。それと平行して、救急看護の専門家として活躍している(1)看護教育者、(2)臨床管理者、(3)救急看護認定看護師、各10名から半構成的質問によって役割に関する概念を調査し、先行研究と照合した。その結果得られた概念には、一般看護師にも共通する「意欲・態度・姿勢」、「患者中心の普遍的看護」、「看護過程」、などがあり、共通しているが救急看護の独自性が必要な概念として「フィジカルアセスメント」、「診療の補助」、「精神的看護」、「家族援助」、などがあった。また、きわめて独自性の高い役割としての概念には「救命技術」、「災害急性期の看護」、「プレホスピタルケア」、があり、それ以外に救急看護において特に重要な概念として「調整」、「教育・指導」、「研究」、「専門性の追求」、「倫理的判断」などがあった。
これらの概念を30名の専門家に再度依頼して内容分析を行い、その結果を受けて質問紙を作成中である。

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2022-01-20  

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