本年度の研究実施計画に基づき、以下の諸点を中心に研究を予定通り遂行した。 1.収集資料の分析結果の整備 ロックフェラー財団アーカイブが所蔵する日本関係全資料の題名を戦前期と戦後1960年代までに大別し、パソコンにソフトウエア、エクセルを用いて入力した。研究終了後、ネットワーク上での公開に対応できるように工夫を進めている。物品費(消耗品費、資料費)、謝金等をこのために支出した。 2.研究成果の報告及び研究に対するレビュー・情報交換 研究成果を平成17年6月、北海道で行なわれた日本科学史学会第52回年会および平成17年7月、北京で開催された第22回国際科学史会議学会において報告をし、国内、国外の研究者からレビューを受けた。さらに、成果は口頭発表ばかりでなく、雑誌論文として「生物学史研究」、「人間の福祉」等に発表した。旅費、通信費等をこれに支出した。 3.成果報告書の作成 これまでに発表することができた成果を中心に、研究課題全般について報告書としてまとめ印刷製本した。印刷費等をこれに用いた。
|