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2003 年度 実績報告書

スクーバダイビングの安全対策に関する潜水障害の発生頻度及び予防に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 14580067
研究機関駒沢女子大学

研究代表者

芝山 正治  駒沢女子大学, 人文学部, 教授 (80107250)

研究分担者 眞野 善洋  東京医科歯科大学, 大学院・保健衛生学研究科, 教授 (70014339)
キーワードスクーバダイビング / 潜水障害 / 減圧症 / 高所移動 / ダイビングコンピュータ
研究概要

1.ダイビングポイントでの実態調査
スクーバダイビングの潜水障害発生頻度調査は、実際にダイビングが行われている海域に出向き、聞き取り調査を実施した結果、平成15年度で400件のアンケートを収集することが出来た。概要は、(1)調査海域(潜水場所)は伊豆半島の大瀬崎の1ヶ所で実施した。(2)調査員は1回の調査で研究代表者および研究補助者を含め5〜6名で実施した。(3)潜水プロフィールの調査は現場のインストラクターやガイドダイバーにお願いしたが、16ダイブの記録に止まった。記録は購入したパソコン(ノートタイプ)に保存し、研究室に持ち帰り分析した。(4)調査票のパソコン入力作業は研究補助者により入力された。
2.潜水後の高所移動の危険性の検討
気圧計(高度計)を用いて潜水後に通過する道路の海抜を測定した。測定箇所は伊豆半島を中心として調査され、昨年度の調査で用いた測定器とは異なる機種を使い、経時的な測定とした。測定箇所は、(1)伊豆半島12カ所、(2)長野・山梨方面4カ所、(3)千葉・房総半島5カ所である。
3.大学・病院を対象とした調査
今年度に減圧症で治療を行った件数として539件の患者資料を収集出来た。その中で高所移動が減圧症の発症と関係があると思われる割合が、飛行機搭乗で10%、車移動の高所で6%を占めていたことが調べられた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 芝山 正治: "スクーバダイビングの安全対策に関する潜水障害の発生頻度および予防に関する調査研究"駒沢女子大学研究紀要. 10. 209-216 (2003)

  • [文献書誌] 芝山 正治: "改正 潜水後の高所移動と標高"安全潜水を考える会 研究集会 発表集. 6. 29-40 (2004)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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