• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2003 年度 実績報告書

共有資源の利用とその規制をめぐるブータンとネパールの政治生態の比較分析

研究課題

研究課題/領域番号 14580082
研究機関福井大学

研究代表者

月原 敏博  福井大学, 教育地域科学部, 助教授 (10254377)

キーワードブータン / ネパール / 共有資源 / 政治生態 / ヒマラヤ / 開発政策 / 地域研究 / 森林改策
研究概要

今年度のおもな研究実績を列挙すると,以下のとおりである.
(1)現地調査資料、及び文献資料の整理・分析
昨年度に続き,手元にある過去の現地調査資料,及び文献資料を整理・分析した.この作業にはパソコンGISシステムなども活用した.
(2)国際的な場での成果発表と意見交換
・米国地理学会大会(AAG,2004年3月)に参加し,関連テーマについて研究成果を発表して関係研究者との意見交換を行った.
・その機会に,とくに米国ネパール・ヒマラヤ学会代表者B.Brower教授とも意見交換の機会を得て,Himalaya Research Bulletinなどによる研究成果の米国での発表方法について協議した.
・ヒマラヤ研究者が集まるナムチェ・カンファレンス(2003年5月,於ネパール)に参加し,関係研究者との意見交換を行った.
・海外共同研究者のカルマ・ウラおよびPPカランとも面会して研究連絡を維持し,研究成果の発表方法について意見を交換した.
(3)国内での研究成果の公表と意見交換
・成果として,裏面に記した雑誌論文等を著した.
・平成14年度の研究分担者であった国立民族学博物館名誉教授の栗田靖之とは,成果のとりまとめなど研究の遂行に関わる事項について協議を継続した.また,栗田とともに平成14年度に関連テーマについてのセミナーを主宰した同館の南真木人とも意見交換を継続した.
・国際交流基金『アジア講座 ブータンを知ろう』(平成16年2〜3月)において,研究成果の一部を一般向けに講述した.

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 月原敏博: "南アジアにおける山地の「環境と開発」"地学雑誌. 113・2. (2004)

  • [文献書誌] 月原敏博: "ネパール系民族によるブータン周辺地域への移住"国立民族学博物館調査報告(SER)『ネパール人の東方移住とブータン難民問題』. (2004)

URL: 

公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi