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2002 年度 実績報告書

衣服の3次元パターンリメイクシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 14580114
研究機関信州大学

研究代表者

高寺 政行  信州大学, 繊維学部, 助教授 (10163221)

研究分担者 細谷 聡  信州大学, 繊維学部, 助手 (40293500)
上條 正義  信州大学, 繊維学部, 助教授 (70224665)
清水 義雄  信州大学, 繊維学部, 教授 (20150675)
キーワードアパレルCAD / 人体形状 / パタンメーキング / スラックス / ドレスシャツ / 対話型設計 / 三次元計測 / 衣服
研究概要

ボデイ形状、着衣形状および型紙形状の相互関係を内包した対話型衣服設計システム(パターンリメイキングシステム)の開発のために以下の研究を行った.
システム設計においては,スラックスおよびドレスシャツの対話型リメイクシステムの基本設計を行った.このため,必要なリソースの整理,汎用化のためのデータ構造構築,ユーザインタフェースの設計を行った.
ボデイ・着衣形状・型紙相互関係の知識ベース化においては,ボデイの採寸寸法と型紙の設計情報、着衣形状の対応寸法、曲線形状について専門家から技術情報を収集し,収集したデータの整理、プログラムに組み込むためのデータベース化を行った.スラックスにおいては,ボデイ・着衣形状・型紙相互関係の知識ベースが得られ,それぞれの形状変更を相互に反映させるための基礎データを得た.ドレスシャツにおいても身ごろの部分が構築された.
基本着衣形状モデルの作成においては,小型三次元計測器によりパンツ、ドレスシャツの着衣状態三次元計測を行い,三次元CADに必要な形状データを得た.袖,股下など表面から見えない部分の計測とモデル化のために,基準点マーカーにより衣服と型紙およびボデイとの対応関係を得た.これによりディテール以外の部分については三次元CADに利用可能な形状データが得られた.
基準ボディモデルの構築においては,基準ボディ形状の3次元計測を部分計測データを統合することにより得た。この基準モデルを実際の採寸データにより変形させるアルゴリズムの構築を行った.これによりJIS衣料サイズレベルの任意形状への変形が可能となった.

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Park, H., Kojima, N., Takatera, M., Kamijo, M., Hosoya, S., Shimizu, Y.: "Interactive 3D Clothes Design Using Individuals' Body Measurements"Proceedings of THE 2nd International Conference on Advanced Fiber Materials. 205-205 (2002)

  • [文献書誌] Young Sook CHO, Hye Jun PARK, Masayoshi KAMIJO, Masayuki TAKATERA, Yoshio SHIMIZU: "Measurement of Eye Movement depends on the Shape of Clothes"Proceedings of the International Conference for Inauguration of SOTSEA. 360-364 (2002)

  • [文献書誌] 小嶋夏樹, 若林秀行, 高寺政行, 清水義雄: "可変人体モデルを用いた個人対応衣服設計"第4回日本感性工学会大会予稿集2002. 220-220 (2002)

  • [文献書誌] 小嶋夏樹, 若林秀行, 高寺政行, 清水義雄: "3次元着衣形状を用いた衣服の型紙設計支援"繊維学会予稿集2002. 57・1. 304-304 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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