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2002 年度 実績報告書

化学の考え方や現象を分かりやすく回答する質問箱の開設

研究課題

研究課題/領域番号 14580180
研究機関埼玉大学

研究代表者

芦田 実  埼玉大学, 教育学部, 教授 (30125166)

研究分担者 片平 克弘  埼玉大学, 教育学部, 教授 (70214327)
吉田 俊久  埼玉大学, 教育学部, 教授 (90016395)
キーワード化学の考え方 / 化学概念 / 化学現象 / 質問箱 / 掲示板 / 分かりやすい回答 / インターネット
研究概要

教育学部のサーバーを利用してH14年4月よりインターネットに公開したホームページ(研究室のホームページの一部)を下記の様に充実させた.また,H15年3月始めより学外サーバー上のホームページも自分で管理・編集できることになり,今後は学内のホームページと同様に充実させていく.H14年度(2月末まで)に21件(12名)の質問があった(H13年度は10件(5名)).できる限り速やかに平易な言葉で回答(e-mail)し,質問の回答も公開した(ホームページ).質問内容としては,光の吸収と反射(色と光),溶解現象と溶解度,電子殻・電子式と分子の形,イオン化エネルギー(電子親和力),イオンと酸塩基の中和などの小学校〜高校程度の素朴な疑問が多い.他に,局部電池など高校までの知識では説明できない現象,大学の講義や実験に関すると思われる質問もあった.質問箱とは別に,化学の考え方や現象を分かりやすく解説する目的で,クイズ形式の化学Q&A集を自作している.以前に制作したものに画像を追加して分かり易くした.さらに,イオン(電気陰性度),乾燥剤,花火(炎色反応)など5項目を新しく制作した.必要に応じて日常生活に例えて説明したり,家庭でできる簡単な実験を紹介した.その他,cgiプログラム(アクセスカウンタ,アクセスログ,パスワード認証,質問箱,掲示板)をさらに改良し使い易くした.また,Excel形式とJava Applet形式の計算・作図(直線の回帰分析)の自動サービスを試行的に開始した.学校の授業(実験中のデータチェック,実験後の整理)や自由研究など種々の目的で使用できよう.なお,国際化学教育会議(中華人民共和国)と日本コンピュータ化学会年会で成果の一部を発表した.

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] T.Yoshida, M.Ashida: "Chemical Education in Teacher-Training by using Internet -On the Improvement of the Curriculum and Content -"Proceedings of the 17th IUPAC International Conference on Chemical Education (Beijing, China). 280 (2002)

  • [文献書誌] 小畑康彦, 吉田俊久, 他: "学習指導要領の変遷と教員養成系学部学生との関係(理科学習について)"日本科学教育学会第26回年会論文集. 327-328 (2002)

  • [文献書誌] 田口俊之, 芦田実, 他: "インターネットを利用した計算・作図の自動サービス"日本コンピュータ化学会2002秋季年会講演予稿集. 70-71 (2002)

  • [文献書誌] 芦田実, 田口俊之, 他: "インターネットによる計算・作図の自動サービス"日本コンピュータ化学会2003春季年会講演予稿集. (2003年5月19日〜20日発表予定). (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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