研究概要 |
授業が成功するか否かの重要な要素として,情動的側面と認知的側面が重要であると仮定される.従来の授業研究においては認知情報処理においてのみ重点がおかれ,情動情報処理に対しての研究は重視されてこなかった.しかし,認知情報処理の効率化を考えるとき情動情報処理との関係を意識していくことが重要であると考えられる. そこで,情動的側面は脳部位で扁桃体が関与しており,扁桃体活性が認知情報処理にいかに関係するかを視聴覚刺激を用いてfMRI等で調べた.その結果,情動情報が認知処理に深く関係していることが見いだされた. このことから,この知見を用いて,動画立体映像による教材開発をおこなった.
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