研究概要 |
平成14年度に続き、学習者の自律的なライティング学習を促しネットワーク型学習の教授を効果的・効率的に支援するためのデータ収集と開発を進めた。 1)ライティング用資料アーカイブデータの拡充:平成13、14年度で蓄積してきたオリジナルのライティング添削データ294,502語に27,479語の追加をした。引き続き、利用可能なインターフェースの作成とデータの蓄積・分類を進める。 2)サーバーの運用:平成14年度に導入したデータを蓄積しデータベースとして公開するためのインターネットサーバーを継続運用した。 3)オンラインライティング指導インターフェースの開発と運用:ライティングデータを蓄積するとともに、指導上のインターフェースとして、Web掲示板を利用したライティング指導サイトを設置・運用した。(http://johoeigo.intl.chubu.ac.jp/~ogurije/cgi-bin/tree/treebbs.cgi)また、多人数で共有しライティング成果を公開できる場としてblogシステムを導入し、クラスで実地運用した。(http://www.intl.chubu.ac.jp/~ozeki/diary/MTNWU/) 4)被験者の英語運用能力測定:対象となる学習者の英語運用能力を測定するために14年度に続き1年次学生約2,000人を対象に多肢選択式テストを2回実施した。実施にあたってマークシートを導入・分析した。 5)その他:引き続き映像素材についても蓄積中であり、教材化と運用実験を検討している。
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