研究課題
基盤研究(C)
インターネット技術は教員と学生の多様な状況の中で利用することが可能となってきている。また、インターネット上のさまざまなオンライン的な教育資源は、同期的な教育環境を支援するために非常に効果的である。教育を受ける上で流通的であるということは、学生が学習をしようと思ったとき、さらに学生がさまざまな場所にいる状況である。こうして、さまざまな技術は、学生がオン・キャンパスまたはオフ・キャンパスによって、どのように学習を支援していけるかについてすでに多くの議論がなされてきた。とくに、学生とキャンパスに物理的な距離が存在するとき、教育を提供するため、多くの技術的解決が適用されてきたが、本研究においては、CuSeeMeとWebCTを組あわせた遠隔教育の仕組みのプロタイプを開発し、インターネット技術の可能性を明らかにする。また、太平洋島嶼地域を対象地域として、本研究で開発されたプロトタイプがこのような教育資源の希少な地域へいかに国際協力として貢献できるかについての可能性も研究した。実際の可能性をテストするため、高麗大学校(韓国)及び上海交通大学(中国)など近隣諸国の大学との接続を試み、少人数での同期的な仮想的な教育環境を設定し実験授業を行ったものである。プロトタイプのため、いくつかの点で改良すべき部分はあるが、低コストのため設備や通信ネットワークの負担を軽減できるので、開発途上国にとって、有効であろう。
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WebCT Conference 2003 2003
ページ: 93-98
立命館大学 紀要『政策科学』 第11巻第1号
ページ: 15-30
立命館大学 紀要『政策科学』 第10巻2号
ページ: 81-94
WebCT Conf.2003
Policy Science Vol.11, No.1
Policy Science Vol.10, No.2